こんにちは。
目白バイオインプラントセンター・田中歯科クリニック
の田中宏和です。
数年前に過去のブログに書いたことがあるのですが
加筆してもう一度ご紹介しますね。
よろしければこの記事をお読みになってみて下さい。
http://bg-mania.jp/2013/05/23098354.html
60歳以上の方にアンケート調査をして、
「最後の晩餐には何を食べたいか?」
を訊いたものです。
で、結果は「現状の歯とハグキで選ぶなら」
→まぐろの握りずし
「もしも歯とハグキが健康な状態に戻ったならば」
→厚切りのステーキ
がそれぞれトップになりました。
なるほどぉ・・・
当クリニックに通われている60歳以上の患者さんの
顔を思い浮かべても現状で「厚切りステーキ」が
躊躇なく、不自由なく食べられるだろうな~
(ご本人が本当にそれを食べたいかは別にして)
と思われる方はある程度限られてきますよね。
そういえば、長年入れ歯で生活されていて
インプラント治療をして入れ歯を卒業した方が
「前は、これでもいいと思っていたのよ、
でも外食していても自然にこれは食べられないと
思ったものは普通に避けていたのね。
今はその必要が無くなったから幸せだわ!」
とおっしゃっていました。
もちろん、インプラントだけではありません。
残っている自分の歯も歯周病の状態によっては、
思うように食べられないケースもあります。
そして歯周病は生活習慣病ですから、
一朝一夕によってどうなるものではなく
普段からのご自身のケアと定期的な歯科医院での
メインテナンスがあって
初めてコントロールできるものです。
私自身が同じ質問をされたら
・・・やはり「ステーキ」ですね。笑
いや、丸長のラーメンかな?
若いうちは、何もしなくてもそれなりに不自由なく
食事を楽しむことができますが
その若いころからの積み重ねによってある程度
老後の食事を楽しめるかどうかが
決まってくるわけです。
私は食べることを楽しむことはそのまま生きることを
楽しむことだと思っています。(^^♪
「最後の晩餐」はちょっと極端ですが、
やはりそれなりの年齢になっても楽しくそして
おいしく食事をしたいものですね。