お子様の歯科治療
こんにちは。
目白バイオインプラントセンター・田中歯科クリニック
の田中宏和です。
今日3月3日はひな祭りですね。
我が家のひな人形と桃の花です。
初めは宮中の行事であったこのひな祭り、
昔は男女の区別なく行われていたのですが5月5日の
「端午の節句」が男の子の節句として祝われるように
なったことに対して、3月3日が
女の子の「桃の節句」として
定着するようになったそうですね。。
さて、本日の患者さんはYくん。
もうすぐ小学2年生になる7歳の元気な男の子です。
なんと1歳の時から毎月コンスタントに
田中歯科クリニックに通ってくれています。
月に一度、むし歯がないかチェックを行い
歯のクリーニングをしてフッ素の塗布をします。
最初の頃は診療室に入るのもイヤイヤだったYくん、
お父様やお母様になだめられ、お口を開くのも
大変でしたが、今ではもうすっかり慣れて
1人で診療室に入り大きなお口を開けて
みせてくれるようになりました!
乳歯のむし歯は発症から進行が早いですから
歯科医としてもこのぐらいのペースでの受診を
お勧めしています。
何かあってから・・・例えば痛いとか歯が黒くなっている、
永久歯が別のところから生えてきてしまった・・
とそれで初めて来院されてもお子様の場合スムーズに
治療ができるケースはほとんどありません。
無理やり治療することができたとしても
そのお子様はこれからもずっと歯医者さん嫌いな
ままになってしまうでしょう。
大人の方でも
「子供のころに受けた歯科治療がトラウマで・・・」
とおっしゃる方はとても多いです。
ぜひYくんのように小さいうちから歯科医院に
慣れて、先生や衛生士とお友達になるという感覚で
歯科医院に通っていただくことをお勧めします。
たまに「乳歯はいずれ抜けて永久歯になるのだから・・」
とおっしゃる親御さんがいますが
とんでもない話です。
子供のころにしっかり噛んで食べるという
トレーニングをちゃんとやっておかないと
顎も充分に発達しませんし、歯並びにも
影響してきます。また大人になっても上手に
咀嚼(そしゃく)することができません。
また、乳歯は後から生えてくる永久歯を誘導して
くれるという重要な役割を担っているのです。
Yくん、来月もいっぱいお話しようね。
待ってるよ!