小学校の歯磨き指導
こんにちは。
目白バイオインプラントセンター・
田中歯科クリニックの田中宏和です。
私が校医をしている高南小学校で
歯磨き指導が行われました。
実際の指導している現場などは
生徒が写りこんでしまう為
写真を撮れませんでした。
衛生士会主導で年に1回行われますが、
去年はコロナ禍の影響で中止になりました。
ねらいは歯の様子やむし歯予防について
知り、歯磨きの必要性を認識させるとともに
自分の歯に合った歯磨きの仕方を
身につけさせることです。
ですから学年ごとにカリキュラムが違っています。
しかし現在 まだコロナ禍にあるため
歯磨きの仕方の練習では
児童にはマスク着用のまま、爪を歯に見たてて
歯ブラシで磨く練習をします。
色々と制約の多い中、歯科衛生士の方が
今年は6人来てくださり、それぞれの学年に
応じた授業をしてくれました。
私の役割は 位相差顕微鏡というものを用いて
歯垢を摂取して、プレパラートを作り
PCに繋いで画像でプラークの中の細菌の
動きなどを見てもらい、歯磨きの大切さを
理解してもらうために5分程度話します。
口腔内の細菌は500~700種類程度、
数としては数億の細菌がうようよしており
「みなさんの口の中でもこれだけの細菌が
活動を行っているんだよ~」
と話すと、たぶん大人でもビックリするでしょう。
「だから食事の後などに歯磨きをきちんと
行わないと大変なことになるね~」
と言ったら、みんな一様に大きくうなずいて
くれました。
みんな素直な子たちばかりで嬉しい。(^^♪
考えてみれば小学生たちの前で話をするのは
初めてでした。
まぁ、校医をしていなけりゃそれはそうか・・・
私は自分の担当が終われば、あとは衛生士さんが
2人ずつのペアになって
同時に3クラスずつ授業をしてくれているので
各教室を回って後ろで聴いていればいいので
気は楽でした。(^^♪
時々 衛生士さんが気を遣ってくれて(!?)
私に話を振ってくれたりすると
こどもたちがいろいろ聞いてくれたりするのも
なんだか嬉しくて・・・笑
しかし午前中だけで45分の授業が4回あり
もちろんその間 私も立ちっぱなしだったので
足が棒のように!
学校の先生は大変なんだろうなぁ~!!
と今更ながら実感しましたね。。
高南小学校の生徒さんは素直でいい子ばかりの
ような気がします。
もちろん彼らにとってもこういう特別授業は
非日常ですから、興味を持って聞いてくれて
いるのかもしれません。
学校歯科医1年目の新人の私としては
色々な気づきや勉強になることも多く
そしてとても楽しい時間を過ごさせて
いただきました。(^^♪