こんにちは。
目白バイオインプラントセンター・
田中歯科クリニックの田中宏和です。
今日はお子様の歯科治療についてお話いたします。
主に、2歳くらいから小学校低学年くらいまでの
お子様とお考えください。
よく、息子(娘)が急に歯が痛くなった。。。
と言って来院される方がいらっしゃいます。
そのお子様の性格にもよりますが、生まれて初めて
歯科クリニックを訪れたお子様が
その日にむし歯(かどうかは診てみないとわかりませんが)
の治療ができることはまず、無理だと思われます。
大人だって、歯を削られることが好きだという方はまず、
いませんよね?
それをお子様が、痛い原因であるむし歯を削らなければ、
あるいは神経を取らなければ
この痛みは無くならない・・・ことをその日に
理屈で理解できるはずがありません。
そこで当院では、2歳くらいから
(もちろん1歳でもかまいませんよ)
歯科治療の導入のための
トレーニングを推奨しています。
むし歯になってから(痛くなってから)歯科に行くのではなく、
予防から始めたいものですね。
まず、クリニックに慣れること、先生やスタッフと
お友達になることからスタートしましょう。
それから、お母様(お父様)に抱っこしてもらって、
スタッフの膝に頭を下して歯ブラシをしましょう。
それができるようになったら、今度は歯科ユニットに
座ってみましょう。
そのお子様にもよりますが、ゆっくりしたペースで
1歩1歩階段を上っていけば良いのです。
最初は、クリニックに入るのにも大泣きしていたお子様も、
数回の来院でほとんどが
1人で歯科ユニットに座ってお口を開けることが
できるようになります。
もちろん、おとうさま、おかあさまの協力も必要ですよ。
初診時は大泣きしていたYちゃんも、ほらこのとおり!
数回の来院で、一人で座って、フッ素を塗ることが
できるようになりました。。
むし歯の治療ができるようになるのは、あと少しかな・・・
一緒にがんばろうね!
当院では、嫌がるお子様を押さえつけて無理に
治療することはしません。
危険ですし、幼いころの記憶は大人になっても残ってしまいます。
「いや~、子供の頃の歯医者さんの記憶がねぇ・・・」
とおっしゃる方は結構多いです。
小さいころから、歯医者さんに慣れてしまえば、
大人になってからのお口の健康管理も
バッチリですね(^^♪