こんにちは。
目白バイオインプラントセンター・
田中歯科クリニックの田中宏和です。
夏休みもいよいよ終了ですね。
豊島区の小・中学校も今日から始まったところが
多いようです。
今は、小・中学校もそろって９月１日から新学期、
とはならないようですが
私が子供の頃は、東京では大体、
たいてい８月31日が休みの最後の日だったのです。
急に思いだした（？）宿題をあせってやっていたような
記憶もあるのですが・・・（苦笑）
明日になれば友人たちや、好きだったあの娘に会える
という期待を抱きつつも（！？）
夏が大好きな私にとって、この日の空気やそよぐ風や空の色さえも
「もう、夏はおわりだよ」と告げているような気がして、
なんだか切なく、物悲しく感じたことを今でも
はっきりと覚えています。
大人になった今でも、国語の教科書に載っていた
この詩を毎年、この日になると思い出すのです。
忘れもの 高田敏子
入道雲にのって 夏休みはいってしまった
「サヨナラ」のかわりに素晴らしい夕立をふりまいて
けさ 空はまっさお 木々の一枚一枚が
あたらしい光とあいさつをかわしている
だがキミ！ 夏休みよ もう一度
もどってこないかな
忘れものをとりにさ
迷子のセミ さびしそうな麦わら帽子
それから ぼくの耳にくっついて離れない波の音