歯の治療は長くかかる?!
こんにちは。
目白バイオインプラントセンター・田中歯科クリニック
の田中宏和です。
今週も頑張りますのでよろしくお願い致します。
歯科治療は長くかかるから嫌だ! という声をよく
聞きますね。。
もちろん小さなむし歯ならば削ってその場で材料を
詰めてそれで終了、というケースもあります。
(この場合、自覚症状はほとんどないものが多いです)
しかし、むし歯が気づかぬうちに深く進行してしまった
ならばそうはいきません。
(この場合も自覚症状がないこともあります)
また、現在ではほとんどの歯科医がそのむし歯
だけではなく、その原因となる因子の除去、そして
歯周病や噛み合わせの治療などを合わせて行うため
どうしても通院期間が長くなりがちです。
何をなんのためにしているのか分からないで
長く通院されている方は、理由を歯科医に
聞いてみてくださいね。
それをきちんと説明してくれなかったり、理由に
納得がいかない場合は他の歯科医に話を聞いてみる
必要があると思います。
信頼関係が築けないままダラダラと治療をしていては
お互いに全く良いことはありません。
挙句の果てに、治療を中断してしまってそのまま・・・
という方も多いです。
一番よくないパターンですね。。
説明を受けた上で、痛い箇所だけをなんとかしてくれれば
それでいいよ! という方は
そのように伝えてください。
歯科医の側からの意見としては・・・
何か月も、あるいは何年もかけて少しずつ悪くしたものを
短期間で元通りにするのはなかなか大変なのですよ。笑
また、口腔内の状態が悪いのに自覚があまりない方・・
特に歯周病は痛みを伴わずに少しずつ進行していく
ものですから、このまま進行してしまったら
そう遠くない将来には・・・
というのが歯科医には予測できますが、
患者さんにはなかなか理解していただけない部分も
多く、ここに双方の温度差が生じてきます。
あるいは
「今、こういう治療をしておいたら将来あんまり困らなくて
済むんだけどなぁ・・・」
と非常に残念に思うこともあります。
もちろん患者さんご自身の意志が第一ですが
私は少なくとも「痛いところだけ治してくれればよい
患者さん」にも将来の予測というか展望だけは
お話するようにしていますので、それだけはどうか
頭の片隅に置いといてくださいね(^^♪