プライベート

息子の演劇

こんにちは。

目白バイオインプラントセンター・

田中歯科クリニックの田中宏和です。

 

今日はプライベートな話題を・・・

 

3年前に息子が大学に入り、演劇サークルに

所属して、舞台に出させていただいた話を

しました。

その息子ももう4年生・・・最上学年に

なりあともう半年で卒業です。

月日が経つのは早いですよね~

 

今回、自身の集大成として、

脚本、演出をした劇をやるからぜひ観にきて!

と言われ、阿佐ヶ谷の小さな劇場に

足を運んだのでした。。

 

どうも20歳代の彼らと56歳の私では

感性が違うらしく(当たり前か・・)

今までのは正直あまりピンとこないものが

多かったのですが、

今回のは、ストーリーも分かったし

伝わってくるものがありました。

 

「紫陽花サイレント」というタイトルで、

幸せとは何か?

愛とは何か?

をテーマにしているようで、

本編では結論を観客に押し付けるよりも

1人1人に考えて欲しい・・・

それぞれに違った幸せや愛の形があるのだと

私は受け取りました(^^♪

 

いやぁ~ しかし、あんなに小さくて

虫取り網を抱えて赤トンボを追いかけていた

(今でも虫取りはしていますが・・・笑)

息子が、こんな世界観で生きていて

こんな感情を持って悩み続けているのか・・・

と彼の成長に驚くと共に、

私も青春時代から今に至るまでも

そういったことを考え続けてきているので

なんだか嬉しく思いました。

そしてこの数か月は彼の頭の中は

劇の事だけだったのでしょう。

毎日、遅く帰ってきて黙って食事を摂って

寝て、また翌朝早くに出かけるという

生活を続けていました。

こんなにも熱中できるものを見つけた彼に

少し羨ましい気持ちすらおぼえましたね。笑

 

そして劇中で私の大好きな尾崎豊の曲を

2曲も流して、特にエンディングは

尾崎の曲で最も私の好きな

「僕が僕であるために」を使ってくれました。

尾崎が亡くなって32年も経つのに・・・

20歳代前半の彼らが、今この唄を聴いて何かを

感じてくれている事に凄く感動しました。

帰り路に家内が

「あの最後の曲のチョイスは息子からのお父さんへの

 気持ちだよね・・・」

と言われ、不覚にも泣きそうになって

しまいました。

 

役者として出てくれた8人を含めた

裏方を務めてくれた35人の演劇部の

みんな1人1人にありがとう!と

伝えたい気持ちです。(^^♪